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鈴打と最後に過ごした数日間。 [U^ω^U♪]

2006,07,08.JPG
2010年6月16日 午後4時10分
実家の愛犬(ウエルシュ・コーギー・ペンブローク)
鈴打(リンダ)が永眠いたしました。
享年15歳5カ月でした。

もともと、寝たきりで
最近は遊びに行っても見向きもしてくれませんでしたが
2日前に『ご飯を食べなくなったから』という理由で
母が抱っこして病院に連れて行き、診察台に乗せた時に

先生が「これは・・・ 呼吸が止まってますよ」と。。
「一応、酸素を吸わせてみましょう」と先生。
・・・すると!「かはーっ!」と息を吹き返した鈴打サン( ̄□ ̄;)根性っ!!

もう。そろそろだと思いますので、横にして安静に寝かせてあげてください。
と先生に言われ、私たち家族も母からの連絡で駆け付けました。
私と遥花が実家に着いた頃には、口の中も真っ白(心臓が止まっていた為)で
身動き一つせず、良く見ると呼吸しているのが分かる程度でしたが・・・

ん?あれ(´∀`;)?元気になってきた。
血行も良くなって、おしっこをすると吠えて(声は出ない)知らせる。
水も飲みたがる・・・
鈴打が頑張って息を吹き返してくれたおかげで、
夜になると父や妹も帰宅し、
昔のようにまた家族みんなで過ごせました。

次の日、鈴打も回復しているようだったので、私と遥花は家に帰宅。
しかし帰宅後の夕方、
『血尿が出たから』病院に連れて行こうとしたら
また急変し、呼吸が浅く荒くなってしまいました。
病院の先生とも相談し、このまま家で看取る事に。
今度は帰宅した旦那サマに送ってもらいまた実家に向かいました。
「りんチャンは、病院が嫌いだから 嫌な事はしないであげよう」
と、みんなで出来る限り一緒にいてあげました。

そして次の日(16日)、私がすぐ近くの買い物(10分くらい)から戻り
鈴打を確認すると・・・
「息をしていない・・・?」ような気がして、
「鈴打!」と呼ぶと、苦しそうに「ヒック!」と呼吸しようとした。

あわてて、遥花に2階に連れていかれていた母を呼び
名前を呼ぶ度に呼吸しようと頑張る鈴打。
気が強く、根性のある娘だから最後までこれでもか!って程。。
どれくらいの時間だったか分からないケド、10分か30分か。。
母が「もういいよ。頑張ったね。鈴打。」
と、声をかけた後 名前を呼んでも応える事はありませんでした。

その後、母と私で鈴打をシャンプーしてキレイにしてあげました。
だって、女の子ですからね(*^ー^*)
顔に水がかかっても。耳の中を掃除しても。嫌がりません。。
あぁ。本当に逝ってしまったんだね。。。
遥花は『りんチャンが死んでしまった』という事が分からないようです。
「りんチャン、寝んねしてるねー?起きないねー?」と言います。
携帯のカメラをリンダに向けながら
「りんチャン起きてくささーい!こっち向いてー!」と。
そんな遥花を見ていると、何だかよけい涙が込み上げてきます。

翌日、鈴打の病院の先生が紹介してくれた
東京都大田区池上にあるペットも火葬、葬儀してくれる
曹洞宗大乗山 曹禅寺さんにお願いしました。
お骨を家で引取りたいので、個別葬にしてもらいました。
担当の方が、鈴打を引取りにきて下さり
用意して頂いた、白い段ボールの箱に丁寧に入れました。

が、その瞬間!
遥花が床を両手でたたき、火がついたように泣いて怒りました。
鈴打を箱に入れた事を怒ったようです。。
「りんチャンにバイバイしようね?」と、私が言うと
「イヤ!バイバイしない!!」ともっと号泣。
「死ぬ」という事は分からなくても、「お別れする」という事は分かったらしい。
それを見た、私も母もそして担当者の方も号泣。
担当者の方はお仕事で毎日のようにこんな場面に遭遇しているのだろうに
一緒に悲しむ気持ちを持ってくれた事が嬉しかった。
この人に鈴打をお願いしよう!とさらに強く思えた。

そして鈴打に、いつも使っていたタオルをかけてあげ
ご飯と庭に咲いていたアジサイと金魚草も入れてあげました。
遥花も、さっき鈴打のエサ入れにラムネを1つあげていたので
それも入れてあげた。
引き渡しが終わった後、鈴打が寝ていた所に鈴打がいなくなってしまった。
死んでしまっても、撫でたり抱いたり出来たけど、もうできない。

私がお嫁に行ってしまってから
鈴打の後ろ脚が悪くなりそして介護が必要になった。
だから、色々大変な思いをしたのは全部 母と妹。
私は、鈴打も母も妹の為にも何にも出来なかった。
それでも、全部終わった後に母が
「あんたが いてくれてよかった」
と、言ってくれて 何かが少しだけ許された気がして嬉しかった。


最後に、何日も家を開けられたのも
「俺の事は気にしなくて大丈夫だから。」
と、快く送り出してくれた旦那サマに感謝します。
本当にありがとう。
おかげで、鈴打の最後の最後まで一緒にしてあげる事ができました。


とても長くなってしまったので、りんチャンとの思い出話はまた後日にします。


2010-06-24 13:45  nice!(0)  コメント(1)  トラックバック(0) 
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コメント 1

よっし〜

鈴打ちゃんのご冥福をお祈りいたします。

読んでて涙が出てきちゃいました…
うちのうさぎも3月にお別れしていただけに、グッときちゃいました。
by よっし〜 (2010-06-25 18:47) 

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